TNRのタイミングとコツ

こんにちは!猫大好きnoramieです!
今日は、TNRのタイミングとコツについて
お話しようと思います。

リサーチと計画は必須であーる

まずは、TNRについての基礎知識は、関連記事をご参照くださいね。

野良猫の出産ピークである春以降に多くなる相談。
それが、餌を与えていた外猫が仔猫を連れてきちゃいました―
どうしたら良いでしょう?と、言うもの。
子猫がチョロチョロすると目立つので、近所からクレームが
来やしないかとヒヤヒヤしている、又は心配でと言うのが殆ど。
そりゃあ、避妊手術しなけりゃ産みますわい。

こういう相談が来て、まずやるべきことは現場のリサーチです。
可能な限り、対象の猫が現れる餌の時間帯等に出向きます。
母猫の状態や仔猫達の大きさと匹数を把握しないとならないからです。
子猫達が、離乳していない月齢だと母猫の不在時が心配です。
以前、親猫の不妊手術と仔猫の保護は同時期セットが好ましいと
記述しましたが、子猫の保護をしない場合、あるいは出来ない場合は
手術の順番やタイミングが、当然違ってきます。

<実施前の依頼者との話し合い>
今までの経緯や、周囲の環境状況を聞く
・不妊手術のみか、保護・里親探しも含めてかの確認
・手術やケアの為の費用説明と負担の了承
※ ご本人がどうしたいのか、どこまで何が出来て
基本的に最後までキチンと責任を持てるのかが重要

子猫達がある程度成長していて、母猫が手術で数日間留守の間
自力で食べられる状況であれば、母猫や周囲の成猫を優先して
TNRを進めます。この時、好奇心旺盛でお腹の減っている
仔猫達が先に捕まってしまうパターンが多いので工夫が必要です。
また目の前で、仔猫や他の猫が捕まる場面を見てしまうと
かなり警戒して後半苦戦しますので、その辺の配慮も欠かせません。

TNRのタイミングとコツ2

そして、仔猫達が手術出来るくらいの大きさ
(大体生後5~6ヶ月、体重2㎏以上)に成長するのを
待って、残りのTNRを実施します。

最近は、早期手術と言って、もっと小さい時期の不妊手術が可能です。
これには、賛否両論があると思いますし、執刀医の見解や経験値などでも
対応が分かれると思いますので、各動物病院にてご相談ください。

仔猫達の所在が不明?

8年位前の事例ですが、春まだ浅い肌寒い時期に相談がありました。
庭に来るのは、サビ猫で早朝に3~4匹の仔猫達を交互に連れて来たらしい。
写真では、仔猫達は、茶トラや三毛や黒色、生後1ヶ月程度の様でした。
母猫は慣れており、すぐに捕まりそうだったけれど、仔猫達が幼齢なので
まずは、その居場所を探すところから始まりました。

依頼人の話では、近所の荒れた庭から良く出てくる
との情報があったので、許可を得て庭を捜索すると
倉庫の下から、2匹の茶トラ子猫達が顔を出しました。
持参した小ケージに餌で釣って確保し、同時に近くを
ウロウロしていた、父猫らしき黒白オス猫を捕獲出来ました。

TNRのタイミングとコツ1

子猫達の慣れ度はイマイチでしたが、保護部屋の兄さん猫達が
代わる代わる面倒見てくれたおかげで、落ち着いていきました。
(当時、既に乳母役は他界しておりました。)

しっかし、残りの2匹の仔猫達は一体どこに隠しているのだろう?

パパ猫の去勢手術後に、元の場所に放した時の事でした。
慌てて去った先に、見覚えのあるマンションがありました。
そこは、以前、住人同士の猫にまつわるクレーム問題で
アドバイスをした事があった場所でした。
新設された老人ケアホームの建物を挟んで、塀を伝うと
丁度マンションの裏手に繋がっている様で、その塀の上に
パパ猫が居て、心配そうに敷地を見下ろしていました。

もしやと思い、その後もママ猫の行動に目を光らせていると
日に何度も餌を貰いに来て、せっせとマンション方面へ
運んでいる姿を目撃しました。依頼人になるべく運びやすい
固形の物をあげて欲しいと頼んでおいたのですが
途中、車の通る道路があるので、ひかれたりしないかと不安なりました。
そこで、たまたまマンション裏の通りに、動物好きの知り合いが
住んでいたのを思い出し、事情を説明し、一時的に餌を与えて
もらえないかと、フード持参でお願いしました。

猫の行動と心理を読む

予感は的中し、案の定、以降のママ猫の通い回数は減っていきました。
しかし、もう一つ大きな問題がありました。
そのマンション内の1階には、それぞれ小さな庭があり
子猫達が居るであろう、一番奥の部屋の住民は、仕事で留守がち。
以前、アドバイスした猫好き住民の部屋は、一番手前。
そして、その隣は大の猫嫌いのおっさんが住んでいると、きたもんだ。
悩んだ挙句、一番手前の方に事情を説明したら
真ん中の辺りの住民が協力してくれると思うと、紹介して下さり
ベランダに捕獲機を仕掛けさせてもらえることになりました。

それは良かったのですが、捕まった日が、なんと先に保護した
子達を譲渡会に連れて行く当日でして…1匹目は出かける前の
早朝だったので、近くの一時預かりさん宅に移動してから
参加した訳ですが、二匹目は、同日のお昼頃でした。
参加した兄弟は決定し、急いで帰り、移動したのが夜…。
怖い思いのまま待たせてしまい、本当に悪かったよぅ。
決まった子達の譲渡が済むまで、しばらくの間、
預かりさん宅に間借りさせてもらっていました。

TNRのタイミングとコツ3

とりあえず、仔猫達は全員確保できたので、ママ猫の手術も実施し
依頼人の家には、持病のある猫が居た為、屋内には入れてもらえないものの
ずっと面倒を見てくれる確約をいただきました。
パパさん猫は、その後、ちゃっかり河川敷のおっとり老猫組に
加わって、餌場や寝床を確保しノンビリしていました。
サビママに「あんたのせいで、子供の居場所がバレたじゃない!」
と、でも怒られたのではないかしら~(´-`).。oO
昨今のイクメンは大変なのね…。

さて、家に迎え入れてからも、中々、慣れない2匹でしたが、
毎日少しずつ触って、家猫修行をさせて行こうと思った矢先に
母が怪我をして入院…(>_<)  仕事で多忙を極め、活動も一時休止。
仔猫達と遊んで慣らす計画も御座なりになってしまいました。
そして、今に至る。ハハハ。

と言う訳で、TNRには、充分なリサーチと計画、
猫ストーカー的しつこさ、ベタな刑事ドラマちっくな追跡、
そして、猫目線での動線と想像力を持ってやってみようね。
というお話でした。

計画的にという割には、後半グズグズでしたけどねー。(恥)

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