TNRと地域猫

ボランティア活動

おはよーございます! 猫大好き noramieです。
今日は、TNRと地域猫について考えたいと思います。

TNRの意味と効果について

まず、よく聞かれるTNRの意味ですが…。

・Trap  ・・・ 捕獲器などで、野良猫を捕獲する。
・Neuter ・・・ 避妊・去勢手術をし、不妊化する。
・Return ・・・  捕獲した元の生活圏である場所に戻す。
この一連のボランティア活動の事を、
頭文字を取ったTNR活動と言います。これは、主に屋外で生活している野良猫
飼い主のいない猫が、過剰に繁殖し、不幸な猫が
増えない為に、海外でも行われてきた方法です。
この方法により、猫の匹数をコントロールする事で
糞尿や発情時の鳴き声などによる被害を減らし
産まれても亡くなる命を作らなくて済みます。

TNR1

産まれてくる仔猫達を次々保護して、譲渡しても
その親となる成猫達の不妊をしなければ切りがありません。
猫は、個体差はありますが、年に2~3回出産し
一度に産まれる仔猫は、2~5匹くらい あるいはそれ以上です。
自然界では、全ての仔猫が育つのが厳しい為、沢山産みます。
つまり、不妊手術を施さなければ、猫ですがネズミ算式に
あっという間に増えてしまうのです。
昨今の多頭飼育崩壊事件を見れば、明らかですが
最初の数匹が、たった数年で、何十匹にも増えています。

猫が可哀想と言う反対派

たまに、不妊手術なんて可哀想、自然のままで良いのでは?
と言う意見がありますが、確かに生殖本能を奪ってしまうなんて
人間の都合やエゴではないかと思われがちですよね。

確かに、手術にはメリットもデメリットもあります。
まず全身麻酔が必要なので、稀に体質が合わない危険性。
人間でも手術をする前は、同意書を書きますよね。
慣れていない猫は、術前検査をするのが難しいので
軽い麻酔から導入し、異常がないか見る先生もいます。
卵巣や精巣を取ることによるホルモンボランスの偏り。
一般には、繁殖の為のエネルギーを使わないことにもより
肥満傾向になると言われています。
逆に、メリットは前述の繁殖制限やクレーム問題以外に
猫の生殖器の病気が防げる事・穏やかになり喧嘩による
怪我や病気の蔓延を防ぐことが出来ることなどです。

長年、活動したきた中で、いつも感じていたのは
野良猫と呼ばれる猫達のリアルな生態や生活を間近で見た時に
本当にそんなことが言えるのかい?という怒りや悲しみでした。
色々な現状を知って、現場へ出向き、解決しようとしても
妨害されたり、罵倒されたり、理解されなかったり…。
もしも、世の中がもっと寛容で猫にも人にも優しい世界なら
こんな活動をする必要なんてないのになぁ~と何度思った事か。
それでも、粛々と続けてきたのは、そうした壁の向こうに
救いたい猫達が居たからに他なりません。

こういうこと書くと、出たなー正義の味方か偽善者とか
猫至上主義の宗教かよとか揶揄されてしまうのでしょうが…。
よく愛護を愛誤なんて、表現する方もいると知って
はじめは、ムカッとしましたが、よく考えたら、中々
トンチの効いたことを思いつくもんだと笑っちゃいました。
うん、そのセンスを別で生かした方が良いと思うよ。
野良猫問題は、社会問題なので、好きな人も嫌いな人も
関係ないし、好きで熱くなってしまうのは悪い事なのかな?
また、そうさせているのは一体何なのかと問いたいです。

地域猫の定義と始め方

避妊手術の依頼があって、やみくもにTNRを
していた時期がありました。けれど、暫くすると
悪化している事例も沢山あったのです。
何が原因だったのでしょう。
その時点で、全頭手術をしたわーと思っていても
その地域で、捨て猫があったり、脱走や流れ者が
迷い込んで来たら、元のもくあみなんですよ。

最近は、TNRMと言って、management(マネージメント)
術後の猫達の管理も重要とされています。
ボランティアが、全ての猫を保護する事は不可能です。
余程の事情、生死にかかわる問題とか。が無ければ
保護せず、餌やりさん達と見守る事になっていきます。

とは言え、一人又はグループ単位での世話には、苦労も
偏見も付き物で、よくそういった相談も受けてきました。
耳カット(手術した印)をしている猫を見て、この辺の子達は
耳カットがあるから、地域猫なのよね~なんて呑気な事を
いうおばちゃんとかいますが、いやいや周囲に認知されて
なかったら、地域猫とは言えないねん!
と、突っ込み入れたくなります。

TNR2

でも、町会や自治体に認められるためには
当然ちゃんしてなければ、ダメですよねー。
繁殖の速さから、どうしても手術を先行させて
しまう訳ですが、私が大事だと思ったのは
地域の猫達のメンバーを把握して、活動記録を
残しておくことです。感情論ではなく、冷静に
個体の状況やケアの記録、掛かった費用などなど
その方が説得力あります。
勿論、お世話当番やお掃除のルールも徹底だよね。

んなこと言ったって、先立つものが無いじゃん。
と、言われる方も下記の様な寄付型基金というものも
存在します。色々、条件や手続きが必要ですが。
今は、ポイントで寄付なんてもの出来るんですね。

以前の記事でも書きましたが、野良猫の問題って
一部のクレイジーな猫好きがやるものではありません。
そこを勘違いしない方がいい。一般的な社会貢献と
位置づけることで、そうした基準やインフラを構想し
誰もが参加出来る形にして欲しいと願います。

 

 

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