側溝に落ちた仔猫のレスキュー

ボランティア活動

こんにちは!猫大好きnoramieです。
今日は、過去のボランティア活動の中で
印象深かった事件のお話をしようと思います。

偶然の出会いから始まる物語り

昔、ちょっと持病があって、検査や薬を貰いに
川向こうの大きな病院へ定期的に通院していました。
当時、車の免許は取得していたのですが、
天気の良い日は、自転車で行った方が早く
サイクリング気分で通ってました。

その日は、何故かいつもと違う道を
近道を模索しながら、走っていました。
すると、まだ新しい家の駐車場の車の下から
仔猫が数匹チョロチョロしているのを目撃。
「ああっ、危ないなぁー。」と思いつつ
病院の予約時間があるので、そのまま通り過ぎた。

帰り際、やはり気になって、迷いつつも
その家のチャイムを押して、話を聞いてみました。

rescue1

家人の若い奥さんによると、隣の高齢者のお宅で
餌を与えている猫が出産し、家にも遊びに来るように
なってしまったとの事でした。車の出し入れ時に
危険だし、正直困っているが、隣のお婆ちゃんには
引っ越してきた時から、ずっとお世話になっているので
あまり文句も言えないらしい。ありがちな話だ。

既に、そうして保護した猫を2匹飼っており、
小さいお子さんもいた為、これ以上は飼えないが
母猫の避妊手術代は、負担できると言うので
仔猫達の保護と里親探しも含めて引き受けることにした。
「犬も歩けば棒に当たる」と言うが
ボランティアが歩けば、猫に遭う。とも言えまいか。

予想外の展開と救出作戦

計画を立てて、早速着手を始めました。
初日は、オスの仔猫二匹しか居なかったので
一先ず、保護して病院へ向かいました。
診察の結果、どちらも異常はありませんでした。
けれど、一匹が、少し大人しいのか、何となく
元気が無いなと感じた、その翌日に息を引き取った。
原因が何だったのか、未だに分からない…。

そして、残りの仔猫と母猫の確保の為、約束の時間に
行ってみると、何だか家の周りがザワついていました。
どうしたのかと尋ねると、仔猫が道路の側溝の穴に
落ちてしまい、出られないのだと言う…(>_<)
鳴き声が聞こえてくる家の裏側に回り、蓋を外してみると
確かに、配管の入り口付近に仔猫の影が見えました。
しかし、唯一外せるその場所は、狭く配管には手が届かない。
しかも、下には水が溜まっていて、かなりの深さがありました。

困ってしまい、とりあえずレスキューに助けを求めました。
30分位で、オレンジの制服を着た隊員達が駆け付けてくれて
マンホールを開けて、覗いたり救出を試みてはくれましたが
その捜索の為のライトの光や音が怖かったのか、
逆に、仔猫は配管の奥へ奥へと逃げてしまいます。
確保した母猫の呼ぶ声で、誘導も試みましたが
いかんせん、下が水溜まりなので出てこられません。
母猫の避妊手術の予約もあったので、一先ず病院へ。

一旦、帰宅し、作戦を練り直しました。
梅雨は明けた時期でしたが、もし雨が降って
側溝の水位が上がったりしたら、命の危険がある。
ギャラリーの居なくなる夜が勝負だと思い
暗くなるのを待って、色々と道具の準備をしてから
再度、現場へ向かいました。

奇跡の脱出と里親探し

私の作戦は、まず水溜まりに落ちて溺れない様に
加工の簡単な発泡スチロールを穴の形に切って塞ぐこと。
実際には、深いので浮かべる形になった。
そして、その脇に、小さな木製の洗濯板を
壁に沿って斜めに立てかけた。餌に誘われて出てきたら、
釣り用の網で、すくう事も想定して待機しました。

ところが、時間が経っていたせいで、疲れてしまったのか
鳴き声も聞こえないし、気配もない。
これは長期戦になりそうだと思い、近くのコンビニに
夜食を買いに行こうと走りました。
いくら人気の無い深夜とは言え、側溝の蓋を
開けっ放しなので、誰かが落ちて怪我してはいけないと
保護用のキャリーバックを近くに置いておき
急いで買い物を済ませ戻りました。

その間、ものの数十分だったと思います。
暗闇の中に、外灯にすっうら照らされた猫の影が見えました。
一瞬、他の野良猫が来ちゃったか!?と、思いましたが、
近寄ってみると、仔猫が呆然と座っていたのです!
何と自力でよじ登って脱出、疲れ果てていたのか
抵抗もせず、あっさり確保する事が出来ました。
相談者に連絡すると、ビックリして出て来て
良かった良かったと喜んでいました。

rescue3

この子が、その時のサビちゃんです。よく頑張ったね。

その後、順調に育ったふたりは、それぞれに里親さんが
見つかり無事に幸せになる事が出来ました。
当時は、譲渡会も無く、インターネットも不馴れで
里親探しは、もっぱらポスター頼りでした。
主に動物病院やペットフード屋さん、スーパーなどにも
貼らせてもらっていました。

当時の近所のホームドクターにもお願いしました。
その病院は、駅に近く、バス停も目の前なので
ポスターは、とても目立ち、見てくれる方々も多く
有難いことに、お問い合わせも多かったです。
お届けも、近場で自転車圏内だったから楽でしたねー。

ある日、病院に行ったとき、院長先生が
「こないだ、閉院後の夜に、家の病院の前に
何か人だかりが出来ててさー。あ、もしかして
捨て猫やられたかもって焦ってたら、ただポスター
見てただけだったんだよね~。」なんて話を。
よくよく考えたら、その日は近くで花火大会が
あったので、人出が多かっただけだったんだけど。
いや、先生ビビらせてゴメンね。

rescue2

これが、その時使った写真…かなりヤラセだけど。

と、言う訳で、今日は「諦めなければ、奇跡は起こるかも?」
嘘みたいな本当の話でしたー。この事件以降も、周辺の問題も
あり大変でしたが…そういえば、犬も歩けば棒に当たるって
不運なのか幸運なのか、どっちの意味なんだろう?調べてみたら
どうやら、その両方に使えるらしいですよ。なるほど、納得。

 

2月に入り、節分も近いので、トップページを変えて見たよ♪
去年描いた作品ですが…たまに変えますので、そちらも
お楽しみくださいませー。

 

 

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