狂暴な野良猫が、飼い猫になったお話。

イラスト

こんにちは!猫大好きnoramieだよ!
今日は、昔の猫は自由だねシリーズです。

その猫、凶暴につき…

昔むかし、ある下町に一匹の凶暴な猫がおりました。
野良猫なので、名前などありませんでしたが
よく飲食店のゴミを漁っては、怒られ
「このゴンボ猫ぉーーーー!!(; ・`д・´)」と
怒鳴られておりましたので、いつしか
ゴンボちゃんと呼ばれるようになりました。

え、ちょっと待って。ゴンボ猫って何よ?
と、思われた方も多いと思うので、ご説明します。
ある地方の方言で、泥棒猫の意味だそうです。(母談)

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こちらが、昔描いたゴンボ像です。
いかにも怖そうでっしゃろ~(◎_◎;)
その界隈のボス猫だった彼が、何故かうちの庭に通ってくる
様になりはじめ、チャレンジャーな我が家族は、
彼を手なずけようと、あの手この手で競い合いました。
いや、何故そこで競い合うん?意味が分からん。

そして、何度も負傷し、近くの町医者に呆れられ
破傷風の注射を、生まれてはじめて打ちながら
とうとう抱っこ出来るようになったのさー。

強面ですが、親分肌

家に入れる前に、動物病院に行って診てもらわないと
いけないので、犬用の大きめのキャリーバックに入れて
ついでに去勢手術もしてもらいました。
当時、通っていた病院の先生は、物静かで穏やかな
感じの獣医さんだったのですが、手術が終わる頃に
迎えに行くと、可笑しそうに笑って
「入れ物が、勝手に動くんだよね~。」
麻酔が覚めて逃げようとしたのか、キャリーの
入り口に、ガンガン突進していたらしい。

成猫のしかも、こんな凶暴な猫を飼おうなんて
今思えば無謀としか思えないです。
当時、家には大人猫が2匹いましたので
彼らにとっては大迷惑だったと思います。
とくに、オスのウマと言う猫は大柄でしたが
ビビリの弱虫で、よくケンカして負けてました。
本当に、ごめんなさい…_(_^_)_

その後、また近所で仔猫が捨てられて
家で保護する事になったのですが
ゴンボちゃんったら、そのチビ猫に対しては
もの凄い世話を焼くと言うか、守っていました。
まるで本物の親子の様に仲良しで、物怖じしない
チビに、じゃれつかれても、ジッと我慢してました。

家に入れたと言っても、元々自由な野良猫だったので
最初は、ふらっと出かける事がありました。
一度、近所のお寿司屋さんからなのか
大きな生魚のお頭をくわえて帰ってきて
洗ったばかりの白いTシャツの上に、
「はい、お土産。」ボトッて…。
ひぃぃぃぃーースプラッター!!
だーかーら、御礼とか要らないってば。

我が家と隣家との境の塀が、外猫達の通り道になって
いたので、鉢合わせて喧嘩になる事もしばしば。
ゴンボが来てからというもの、喧嘩が少なくなり
何でだろう?と不思議だったのですが、どうやら
パトロールをして、侵入猫に睨みを利かしていたんです。
実は、案外と義理堅く人情に厚い奴だったのですよ。

忘れがたいキャラクター

家に入れて8年ほど経った頃、あんなに血気盛んだった
彼も、寄る年波には勝てず、腎臓が悪くなり
どんどん痩せてしまい亡くなってしまいました。
晩年は、家猫として穏やかに暮らしていましたが
現在より、当時の野良猫の寿命は圧倒的に短かったのです。
なので、爆発的に増えることはなかったのでしょう。

先住猫2匹は、小さい頃に保護されたので
なんだかんだで、20歳近くまで生きました。
弱虫ウマも、ゴンボに噛まれながらも
無事だったのは、幸いエイズ感染が無かった
からなのかもしれないです。
当時は、ウィルス検査する習慣すらなかったので。

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そういえば通院した時に、「○○ゴンボちゃーん、どうぞ―。」って
呼ばれるのが、とても恥ずかしかった覚えもあるなぁ。
皆さん、命名する際は、くれぐれも慎重につけて下さいまし。

そんな名付け親の母に、やはり一番懐いていましたので
近くのペット霊堂に合同火葬してもらうのが常だった
我が家において、母のたっての願いから、個別火葬にして
しばらく納骨できない程、存在感のある猫になっていました。

今では、ボンヤリした絵を描いているnoramieですが
当時は、友達と彼らを題材にした同人漫画なども
描いていたのね。それ程、みんなキャラクターが濃く
人生で忘れがたいインパクト大の猫達だったんだよね…。
ああ、懐かしいなぁ~。と、腕に残る傷跡を見ては
しみじみ思い返す今日この頃です。

 

 

 

 

 

コメント

  1. みゃおすけ より:

    素敵なお話しありがとうございます。

    全ての中に、それぞれの素敵な思い出…

    私も自分のにゃん家族と素敵な時間を過ごしていきたいと思いました。

  2. noramienoramie より:

    コメントありがとうございます!
    本当に一匹一匹に深い思い出や思い入れがありますよね。
    出逢った偶然や過ごした日々は大切な宝物です。

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