こんにちは!猫大好きnoramieです!
今日は、【 私の愛した犬達 二回目 のんちゃん編 】をお送りします。
よろしくお願いしまーす。
理屈ではない保護
それは、初代犬メリーさんを見送って、しばらく経ってからのお話です。
まだお読みでない方は、下記リンクからご覧くださいませ。
ある年のGW、飲食業をしていたので連休は勿論仕事だったのですが
あいにくの天気で、客足は乏しく…店の脇で知人と立ち話をしていました。
店の前はバス通りで、知人の背後に通りが見渡せる姿勢で喋っていました。
すると、先程から何度も犬が一匹で歩いている姿が目に入り、気になって仕方ない私。
夕方になって、辺りが暗くなり、おまけに雨まで降ってきました。
このままでは、車にひかれかねない。話もそぞろに、奥へリードを取りに行き
ずぶ濡れでトボトボ同じ所を周回していた、その犬を確保して一先ず庭へ。
知人は驚いていたが、無言で見守っていました。いや呆気に取られていたのかも。
でも理屈ではなく、そうせざる得ない状況だったし、とっさに身体が動いていた感じだったんだよぅー。
先代犬のハウスがあったので、とりあえず体を拭いてやり休ませました。
かなり汚れてはいましたが、怪我はしておらず、またしても老犬の様に見えました。
落ち着いてから、念の為、病院で診てもらうと、若くはない推定7歳位のメスのMIX中型犬で
お腹にオスかと思う位の大きな腫瘍がありました。
最初、人の足に発情期特有の仕草をしてきたので、オスかと思ったのよね。(^_^;)
後日、避妊手術の際に腫瘍は摘出してもらいました。
二度目の犬のいる生活
こうして、予期せず始まった二代目犬のんちゃんとの生活。
先代メリーさんと違って、とにかく散歩大好き犬でした。
朝は、必ず河川敷に行かないと気が済まず、人の気配がすると吠える癖が
あったので、寒い時期は部屋で完全防備してから、そぉーっと出掛けました。
夜も仕事が終わってから、町なかを40分くらいと。
最初はハードに思えましたが、日々のルーティン化すると苦ではなく
むしろ健康的で、のんちゃんに散歩の楽しさを教えてもらった気がします。
家での生活が慣れて来た頃、河川敷で地域猫の餌やりをしている女性から
こんな話を聞きました。以前から、川沿いをバイクでハスキー犬2頭の散歩をしてる男性がおり
どうやら、その人が飼い主だったらしいのだ。女性が言うには、散歩の速さに付いていけていない
もう一匹の雑種犬を目撃したことがあり、酷いなーと思っていたそうです。
最近見ないから不思議に思い、それで、家の犬のことを思い出し確認した所、ビンゴ。
帰って来なくなって探してもいなかった上に、会いたいなぁ~なんて呑気な事をほざいたとか。
女性は怒り心頭で、「もう今は優しい人に飼われてるから、そんな必要ないっ!」と
思わず言い放ったそうです。
いやむしろ返してくれって、所有権主張されなくて良かったんですけどね。
私も、その男性を大分前に目撃した事があって、確かにバイクでハスキー1頭を川沿いに
連れてきていて、しかも真夏でもないのに、何故か犬と一緒に川に入り洗っていました…。(゚д゚)!
えっ? 何コワッ‼と思って、つい見て見ぬふりをして、すぅーと遠ざかった記憶がありました。
そういえば、散歩の時に鴨の親子と仲良くなり、川沿いで遊んでいたら、ヤキモチを焼いたのか
ザバザバと川に入って行っちゃって、足を泥だらけにする事件というのが一度あったのだけど
も、もしかして、のんちゃんも川で洗われていたのかぁー?
なので、水はへっちゃら、雨でも散歩散歩、でも拭くの大変。ってなわけで
雨合羽を買って着せたら可愛すぎたー。( *´艸`)
ただ、写真撮られるの苦手ちゃんだったので、あまりよく撮れてません…。
大切なのは時間じゃない
そんなこんなで、順調に犬生活を満喫していたのですが
ある時、突然元気がなくなり病院へ。
どうやら、保護当時あった腫瘍から、転移したのか肺に異常が見られました。
年齢的に手術や抗がん剤は無理そうだったので、通院と投薬で様子を見ることになりました。
メリーさんと違い、中型犬だったので、自転車の後部に大きい箱をくくりつけて通いました。
オランダとかでよく見る、ユーロ(カーゴ)バイクみたいな前に大きな乗り籠のある
自転車があれば楽だったのになぁ~。
けれども病状は好転せず、入院する事になり、私は毎日のんちゃんの
好きな食べ物をお弁当にして面会に行きました。
先生に日に日に豪華になるねーなんて茶化されながら。
そして、とうとう、のんちゃんは虹の橋を渡っていきました。
一緒に居たのは、わずか1年半という短い期間でした。
やはり落ち込みました。癖になってしまった朝散歩でも
公園で無邪気に遊ぶ、近所の犬達を見る度に(´Д`)ハァ…~となってしまって。
今でも秋の金木犀が咲くころになると、のんちゃんの事を想い出します。
でも、友人に1年半しか一緒に居られなかったんよー。と嘆くと
「時間の長さが問題じゃないよっ!」と、何故か熱く励まされました。
そうだよね。あんな濃厚で幸せな時間なかったよ。
でももう、犬は飼いたくない…と思っていた。
思っていたんだけどね…1ヶ月後にりょうが来た。ヽ(・ω・)/ズコー
それが、三代目りょう君のお話に続きます。
という訳で、家で正式に飼った犬達のお話でした。
他にもボランティア活動の中で、関わったワンコ達も居たのだけど
その話は、機会がありましたら、またいずれ。
うーん、もう年齢的・体力的に犬は飼えないけれど
一度でいいから、仔犬から飼ってみたかったなぁ。
まぁ、みんな可愛かったから、今でも私の宝犬です!
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