野良猫虐待を見過ごすな‼

こんばんは!猫大好きnoramieです!
今日は、野良猫への虐待問題について
考えて行きたいと思います。

ボランティアを始めたきっかけ

最近、各地でまた野良猫や地域猫への
虐待事件が多発している様で心がざわついております。
こうした事件は、昔からあり、私が本格的に
ボランティア活動を始めようと思ったきっかけも
当時住んでいた地域で起こったある虐待事件でした。

それは、近所のいくつかの公園や神社などで
野良猫を大量虐殺していた犯人が逮捕されたと言う
ニュースを聞いた事から始まりました。
そういう事件が、全国で起こっている事は知っていましたが、
まさかこんな身近で起きるなんて…とショックを受けました。
管轄の警察に問い合わせても、当然詳しい概要は教えてくれません。
そこで、ネットや新聞で調べて、署名を集め、犯人の勤務先へ
質問と要望を添えて送りました。
思いっきりスルーされましたが。(ー_ー)

野良猫への虐待問題1

裁判になるほどの事件だったので、ネットでも問題視され
有志の方々で、僧侶を呼んで現地での供養が行われることになりました。
当日、私は仕事だった為、最初の公園にだけ出向き
皆さんと一緒に、被害あった猫たちへ祈りを捧げ
お礼を言って帰りました。

その後、数名の参加者さん達と交流が続き、有難いことに
生き残った猫達の不妊手術費用のカンパをして下さると
申し出がありました。それと不思議な事に、供養の最中に
撮った写真の中に、沢山の光が写り込んでいたのです。
霊感など全くない私でも、それが何なのか理解できました。
不吉な物と言うより、喜んでいる様な感じがしたのです。

虐待現場を回って感じたこと

現場は数か所あり、TNRをしながら感じたのは
いくつかの共通点があるという事でした。

・野良猫の餌場であること
・その殆どが不妊化していない
・餌の時間以外も猫達が沢山集まる場所
・夜間などは、特に人目の付かない薄暗い場所

公園や神社なども含まれましたが、それ以外は
人気の少ない路地裏に集中している点です。
当時は、野良猫に餌を与える行為を非難されやすく
餌やりさんは、隠れてコソコソ給仕する事が常でした。

野良猫への虐待問題2

おそらく犯人は、深夜など全く人の居ない時間帯を狙って
犯行に及びますから、それも好都合だったのでしょう。

ですが、一ヶ所、民家の自転車置き場に数匹の猫が居るのを
見つけて話を聞いた時に、家人が事件のことを知っていて
隣接する空き家も事件現場のひとつだったことが判明。
警察が来て、防犯カメラの設置を頼まれたそうだった。
まぁ、そこの家の外猫も手術はしていなかったので
許可を得て実施したのですが…。

後に小奇麗なアパートになった空き家も、事件当時は
荒れ果てていて、丁度いい野良猫の隠れ家の様でした。
家人の猫達が助かったのは、そこで餌を貰っていて
満足していて、その自転車置き場には、外からの侵入が
不可能だったので、安全地帯となっていたのだろう。

そして、どうやらその防犯カメラの映像に写っていた
挙動不審人物が、別の現場近くでウロウロしていた所を、
職務質問され、近くに止めてあった自家用車のトランクから
猫の遺体が発見された事で逮捕に至ったと言う話でした。

たかが野良猫の問題ではない

警察が動いたきっかけになったのは、別の現場で
丁度、小学校の裏門の校庭に面している現場から
犯人が校内に猫の遺体を投げ入れたからでした。
教職員が、それに気づき大騒ぎになりました。
生徒に危害を加えられる恐れがあると警察に通報。
それから捜査の方向性が変わり、急速に犯人逮捕となった訳です。

昔は、野良猫のことで警察に申し立てても殆どまともに
聞き入れて貰えない相手にされない時代でした。
けれど、最近は法律が改正したり、個人でもSNSなどを
使って情報発信出来るようになったので
たかが動物のことであっても、罰則が存在する限りは
警察も動かざる得ないし、社会問題であるという認識も
かなり浸透してきました。

「動物の愛護及び管理に関する法律」(動物愛護管理法)
・愛護動物をみだりに殺したり傷つけた者
→5年以下の懲役または500万円以下の罰金http://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/1_law/aigo.html

昨今の凶悪犯罪の背景に、必ずと言っていい程
小動物虐待への関与が指摘される様に、動物から人へと
エスカレートしていくのは、もう誰もが気付いていて
専門的にも立証されている事なんです。

野良猫への虐待問題3

他にも、数年前に関わった虐待事件があった時は
証拠として治療時の写真などを、獣医師先生に撮っておいてもらい
経緯や物的証拠をまとめて、資料にして警察に提出しました。
不妊反対主義と言うか、単にお金も労力も掛けたくない
餌やりさんや相談してきた関係者にも配りました。
これが、ご自身が招いた酷い現実なのだと
直視し自覚してもらう為に。

あからさまに人為的な虐待で怪我をして、動物病院で治療した場合は
各獣医師会によっても違うかもしれませんが、担当した獣医師は
所属する会に報告し、警察に通報しなければならなくなったそうです。

野良猫への虐待問題4

虐待する原因や理由が何であれ、自分より弱い者への
暴力は、根本的に、人として最低で卑劣な行為です。
野良猫は、犯罪者のストレス発散の為や
無責任な餌やりの癒しの為に存在する訳ではありません!

たかが野良猫の事件ではなく、そういう猟奇的な人物が
近くに潜んでいることを、住民全員が警戒すべきなのです。

よく「猫を殺すと、七代祟られる。」なんて言葉がありますが
バレなきゃ大丈夫と思ってると、大変な事になると思いますよ。
法で裁かれなくても、その後、天罰というか、それなりの
報復が待ってますからね。いや、これは脅しじゃなくて、
本当に実際あったのだもの…:;(∩´﹏`∩);:。こわっ!

と言う訳で、ちょっとダークな内容でした。
では、では、また。

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