こんにちは!猫大好きnoramieです!
今日は、猫のボランティアについて考えて見ましょう。
現在では、猫ブームによって、猫のボランティアも注目され
社会貢献活動の中でも、その認知度が高くなってきました。
ですが、私が活動を始めた20年くらい前には、
そんな言葉など無く、ただの猫好きな変わった人扱いでした。
まぁ、確かに言われてみればその通りなんですが…(^-^;
ただ普通に捨猫を拾い、動物病院へ連れて行き
キレイにして、欲しい方に譲る。
実に、シンプルな構図です。
動機も、猫が捨てられていて可哀想だったから。
これも、人として自然な感情の様に思います。
話は変わりますが、皆さん「逃げるは恥だが、役に立つ」という
ドラマを観てましたか? 「恋ダンス」が流行っていた当時
仕事や猫活動で多忙だった私は世情に疎く見逃していて、
最近やっと動画配信サービスで見ることが出来ました。
勿論、新春スペシャルも見ました!
ご存知ない方に、簡単に説明しますと…
仕事は有能なのに、恋愛に無縁な自称プロの独身、津崎平匡と
家事は得意だけど、仕事に恵まれない森山みくりが出逢い
家事も立派な仕事と言う発想から、「契約結婚」生活を
始めるお話です。同居していく中で、徐々に二人の関係が
変化したり、個性あふれる周囲の人々との関わり合いや
様々な現代における社会問題が織り込まれた
とても面白いラブコメディーでした。
好きの搾取は、止めにしよう。
話を戻しますが、そんなシンプルな事を繰り返すうちに
口コミで猫問題の相談が多くなった頃の事です。
今よりも野良猫が沢山いたし、問題が山積みでした。
それでも、まだ若かった私は何の疑いも無く精力的に
案件をこなし、どんどん活動にのめり込んで行きました。
ふと気が付くと、やるのが当たり前になっていて
結果、心身共に疲れ果てていました。
習慣化しすぎると、感覚が麻痺してしまうのですね。
それでも、引っ越すギリギリまで活動は止められませんでした。
ドラマ本編の最初の方で出てくるセリフで
いくら恋人や夫婦、パートナーだからと言って
相手が好きだから、家事や色々やって当たり前なんて
オカシイ。もう好きの搾取は止めよう!
と言う場面があったのですが、
これって、ちょっと猫活動に通じるな~と感じました。
ボランティアの種類は多々ありますが、猫に限らず
相手が生き物だと、命に係わる待ったなしの案件も
発生します。事故や怪我、繁殖や病気、その他諸々。
そんな時、必ず言われたり思われるのは
猫好きなんでしょ?助けたいんでしょ?
保護してくれないなら、保健所行きだなー。
ボランティアなんだから、やって当然だよね。
みたいな…ほぼ脅迫に近い状況です。
これこそ、正に好きの搾取ではないだろうか。
これからのボランティアの在り方
時代が変わり、生活様式が一変し、新しい世の中に
なりつつある今、既存の方法やルールも
変わらざる得ない様な気がしています。
猫のボランティアも、好きな人達だけが
苦労するのは、もう時代遅れでナンセンスだと思うんです。
苦労が美徳だったのも、慈善が正義だったのも
既に、遠い昔の価値観でしかない気がします。
愛護団体などの組織構造も不正や内部告発が多くなり
保護ボランティアの飼育崩壊などの事件も起こっています。
これからは、公的と言うか開けた施設が必ず必要だし
関わる個人個人がフラットに繋がり共存・協力していく
スタイルが求められていくのではないかと期待します。
ボランティア活動に関しては、とてもとても一記事では
語り尽せないので、また追々書いて行こうと思います。
なんか真面目な話になってしまいましたが
最後まで読んでいただき有り難うございました!
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